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キング・オブ・クローザー [球場のイケメン]

プロ野球シーズンが終了して1ヶ月。
早くも野球欠乏症の兆候を見せはじめる野球ファンは、
各種表彰式のニュースを見たり、
お気に入り試合の動画を見たりして、
春まで糊口をしのぎます。


さて、一般には今年も強い強いと言われたホークスですが、
当のファンは意外に慎重なものです。
特にポストシーズンに関しては、勝負は時の運!
・・・ということを、かつてこれでもかとばかりに思い知ったので、
決してぬか喜びはすまい、という気持ちがいまだに消えないのです。

実際、ベイスターズは恐ろしかった。
あの主人公属性は、本当に脅威でした。
なんで自分はあんなフラグを立てたのだろうと、後悔したものです。
(2016年4月に書いたベイスターズの記事の、ラスト1文のことです。
http://ikemen-sijousyugi.blog.so-net.ne.jp/2016-04-10
日本シリーズ第6戦で、ベイスターズに3点取られた時点で、
正直、勝負は最終日までもつれるのかなと、
リネンは思ってしまいました。

でも。

クローザーのはずのサファテが3イニングも投げるのを見て、
投げ終わったサファテが、両腕を振り上げて観客を鼓舞するのを見て、
サファテが、キャッチャーの高谷とベンチで抱き合うのを見たとき、

「あぁ、私たちは今夜、優勝するんだな」

と、リネンは理解したのでございます。
これは映画か演劇で、決められた結末に向けて、物語が進行している。
そう感じるくらいに、文字通りの意味で「劇的」な画ヅラでした。
本当にドラマチックでした。


正力松太郎賞は、野球界の発展に寄与した人物に与えられる賞です。
我らがサファテが選ばれたのは、年間54セーブという超記録を樹立したことによる・・・
とは思うのですが、それだけじゃないかもなって気もします。

野球界には「助っ人外国人」という言葉があります。
球団生え抜きの日本人選手と違って、余所からやってきて、
仲間として一緒に戦うんだけど、契約が終わったらハイお別れ。
ファンタジー世界のスゴ腕な傭兵みたいで、これはこれでカッコイイのですが、
近年、外国人選手とゆーものの存在が、変化しているように感じます。

助っ人や傭兵ではなく、
中心選手としてチームの顔となる。
そんな外国人選手がメキメキ増えているのです。


中継ぎ投手に負担がかかりすぎてるよ、先発投手はもっとガンバレよ!(意訳)
・・・とサファテが発言したとき、
「ブチ切れ」だの「采配批判」だの「不協和音」だのとテキトーに書き立てられたもんですが、
リネンから言わせれば、あれは本当にカッコよかったなぁ。
チームメイトも監督も「そうだね、サファテの言う通りだね」ってなってるトコが、
こう、信頼されてるんだなぁ!って感じで。

10年か20年経った頃、
「外国人選手って、昔は傭兵扱いだったらしいよー」
「思えばずいぶん変わったよねー」
という話題になったとき、
転換期を象徴する選手として、おそらくサファテの名前が挙がるのです。

人望を集め、リーダー性を発揮して、
人を鼓舞し、人の上に立つ存在。
「キング・オブ・クローザー」の名は、もはや成績だけの話ではないのです。




・・・そういう意味では、
「助っ人外国人」から監督になって、ベイスターズを導いたラミちゃん監督も、
日本野球界の歴史を進めた、正力賞クラスの功労者かも知れません。
日本一のチームの監督として正力賞を受賞する日は、
そう遠くないかも知れません。

もしまた来年も、ラミちゃん監督のベイスターズが日本シリーズに上がって来たら、
今度という今度はヤバイかも知れない・・・
(懲りずにまたフラグを立てる)


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