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2018年でいちばん面白かった映画 [銀幕(これまた古い)のイケメン]

アカデミー賞もラジー賞も無事発表されたことですので、
突然ですがここで、I.S.S.A.アカデミー賞を発表いたします!!
と言っても、2018年はあんまりたくさん映画を観ることができなかったので、
いきなり作品賞の発表です。

The Oscar goes to・・・(オスカー関係ないけど)


『パッドマン 5億人の女性を救った男』!!


みなさん。
女性の社会進出に必要なものって、何だと思いますか。

教育?
信念?
世間の理解?
うんうん、どれも非常に大切ですよね。
でも、ほら、もうひとつ。

「ナプキン」!

これが無かったら、とても仕事は勤まりません。
満員電車で出勤するにしても、
いわゆる専業主婦で家にいるにしても、
(人によっては多少の体調不良がありつつ)平然と仕事をこなすことができるのは、
清潔で高性能で安価なナプキンが、簡単に手に入るからこそです。


『パッドマン』の舞台は現代のインド。
実話を基にした、ほんの数年前の物語です。
ほんの数年前のインドでは、ナプキンがものすごい高価であったため、
普及率は10%そこそこしかなく、
女性たちは、古布を使うなどして過ごしていたそうです。
おそらく、キレイな水道水とかワイドハイターを使いまくれるワケでもなかったでしょう。

そのせいで感染症にかかり、子供を産めなくなったり、最悪は命を落とす女性もいる。
そう聞いた本作の主人公ラクシュミは、愛する妻を守りたい一心で、
ナプキンを自作することにしたのですが・・・


多くの人がレビューに書いていたとおり、
「テーマがテーマだけど、男性にこそ観てほしい!」映画だと、リネンも思います。
でもそれは、
コレを観て生理の苦労を男たちももっと知るべきよムッハー!!
みたいなことじゃなくて、
日本人の男性は、特におじさまは、
『パッドマン』みたいな物語、絶対好きだと思うんです。
だって、ものづくりで世界を変える話だから!

とにかく、主人公ラクシュミがカッコよかった。
竹野内豊に似てるとかジョージ・クルーニーに似てるとかじゃないんだけど、
あれはカッコいいヒーローだった!


カッコイイポイント①妻愛がスゴイ

映画は、主人公ラクシュミと妻の結婚式から始まります。
プロモーションビデオのようなその美しいオープニング。
妻は花、妻は宝石、妻は大切な宝物・・・
本気でそう想う気持ちがヒシヒシヒシと伝わります。

この後ラクシュミは、ナプキンの開発に着手して、
様々な苦難にこれでもかと見舞われまくるワケですが、
それもこれも、すべてはこの強烈な妻愛のため。
「愛する人のために、全力で・・・」とかよく聞くフレーズですが、
ホントに全力だなオイ!!と爽快感すら覚えます。

日本の映画だったら「私だけはあなたを信じるわ!」とか言って、
妻も内助の功っぷりを遺憾無く発揮するんだろうなって思うんですよ。
アメリカだったら、後で登場する先進的で自立した女性とのロマンスを、
もっと掘り下げるかもしれない。
そのどっちでもないところが、(インド社会の現実をうつすと同時に、)
ラクシュミの朴訥とした誠実さを引き立ててるのかなーって思います。


カッコイイポイント②理系男子

ラクシュミは決して高学歴ではないのですが、
誠実で腕の確かな技術屋さんです。
リネン的にはもうこの時点でカッコイイ。
ものづくり物語が好きなおじさま方も、同様かと存じます。

技術者らしい合理的な考え方で、
いい意味で空気を読まず、問題の本質にズバズバ切り込んでいくところが、
ラクシュミのヒーロー性というものであります。

その合理性が、インドの田舎の因習からはものすごい反発を受けるわけですが、
そこそこ先進的な日本人の観客からすれば、
ラクさん、言ってること間違ってないよ!頑張って!
・・・と、応援する気持ちになるのです。

思えば、女性の生理を忌避する考え方は日本社会にもあっただろうに、
割と早い段階で、きちんとした生理用品やら何やらが普及したところを見ると、
日本の男性は、日本社会は、
まあまあ立派というか、「少なくとも衛生面はちゃんとしないとね」というだけの合理性を、
正しく発揮したんだなぁ・・・と。


カッコイイポイント③とっつきづらい題材からの王道ヒーロー!!!

ポジティブ。
めげない。
正しいと思うことを貫く。
ジャンプの主人公にも見劣りしない、ラクシュミのヒロイックさは痛快です。

たった一人の男が、妻を守りたいと願った。

それだけのことだけど、
その剛速球ストレートな想いが、誠実な技術に乗せて、
やがて国中に広がり、世界にまで広がる、
なんというダイナミズム!これぞヒーロー!
やっぱり物語はこうじゃなくちゃ!!

世界にはまだ、いろんな差別があって、
差別とは良くも悪くも人の心に根差すものだから、
人の心を変えるのは、すぐには難しいことだけど、
でも、「技術」で越えられる壁もある。
単なるハード面から、踏み出せる一歩がある。
世界は、今よりもう少し良くなれる!・・・かも!

見る人にまで何やら勇気が伝染するのは、
ヒーローの中でも特に一流だと思うのです。


カッコイイよ!!
とってもおもしろい映画ですよ!!


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